今年で49回目を迎える地方交流重賞。

昨年は川島正行厩舎(現出川厩舎)のアスカリーブルがJRA勢を差し切って快勝しているが、過去10年でJRA勢7勝、船橋勢2勝。川崎勢1勝とやはりJRA所属馬に有利な傾向。

過去には白馬のユキチャン、ラヴェリータ、シンメイフジなどが優勝している。

力関係の把握が難しい3歳牝馬限定という条件、中央馬にとってはほとんどが初めてとなる砂の深い地方競馬、ナイター競馬などの様々な要因が重なり、難解なレースとなっている。

しかし今年は地方勢の代表的馬が桜花賞を勝ったイチリュウのみで、中央勢のオメガインベガス、モンシュシュ、ティズトレメンダス、アムールポエジーなどが優勢。

指数X1位はダートで2戦2勝のオメガインベガス。

デビュー戦はレース中に骨折で度外視。初ダートの前々走は2着に2.5秒差を付ける圧勝で、前走も3馬身差の快勝。ともに逃げての勝利で、今回も手綱を取る戸崎騎手との相性は抜群。加えてその戸崎騎手は川崎競馬場を知り尽くしており、不安要素はゼロに等しい。

2位は同じスペシャルウィーク産駒のモンシュシュ、3位は距離適性に不安を残しつつ、桜花賞トライアルで後のオークス馬メイショウマンボの3着に好走したティズトレメンダス。

そして4位に船橋所属のイチリュウが入り、5位はJRA所属馬で2連勝中のアムールポエジーと馬券圏内はこの5頭まで。

軸はオメガインベガスで、同馬からの流しが推奨馬券となります。