指数X1位はメイケイペガスター。全体指数X767は2位に31pt差を付けるダントツの1位。能力指数1位も2位に38pt差を付け、その実力は歴然。共同通信杯(GIII)を上がり33秒8の脚で快勝した実績はこのメンバーなら一枚上。馬齢戦で他馬と同斤量56キロも有利。今回藤岡騎手への乗り替わりはマイナス評価となってしまったが、実績・能力は圧倒的。

指数X2位はアドマイヤドバイ。能力指数2位、発揮指数2位と指数Xのバランスは同馬が一番。きさらぎ賞(GIII)は3着ながら出走馬中1位の上がり34秒0の剛脚を披露。過去6戦で2度上がり1位を記録し、34秒台の剛脚も4度記録。先行・差し自在の脚質で今回メイケイペガスターよりも内枠に入ったのは大きなポイント。

指数X3位はレッドルーラー指数Xはアドマイヤドバイと1pt差の能力指数3位、発揮指数は4位の評価。前走で500万特別を勝利しオープン入り。過去4戦中3戦で上がり1位を記録、残り1回も上がり3位でその脚力はかなりのもの。前走の梅花賞は古馬1000万条件2度早い時計を記録（3秒4・1秒4）、準オープン戦とも1秒4差。

指数X4位はサトノノブレス。指数Xは能力指数5位、発揮指数3位の評価。前走のつばき賞は上がり34秒2の剛脚で快勝しており、能力はかなりのもの。前々走の東京スポーツ杯2歳S(GIII)6着も3着とは0.1秒の小差で、上がり34秒1の脚はコディーノの34秒0と大差なし。33秒9の脚で2着に好走したいちょうS(OP)のレース内容も評価対象。父ディープインパクト産駒は過去2年の阪神芝2000mで[13.9.11.38]と、勝率18.3%、連対率31%の好成績。母父トニービンで距離延長はプラス要素。

指数X5位クラウンレガーロまでが700pt台で、6位マズルファイヤーは5位から38pt差と離れた。

指数Xが抜けているメイケイペガスターの中心は揺るがないが、上昇著しいアドマイヤドバイ、レッドルーラー、サトノノブレスなどの指数X上位馬も侮れない存在だ。