指数3位だったウインフルブルームが左肩のハ行で出走取消。

そのため取消前と取消後では全体の順位に変動がありまので、ご確認いただきますようお願いします。


まずはダービーの指数を前に皐月賞をおさらい。

指数上位8頭は以下の通り

1位 イスラボニータ
2位 ワンアンドオンリー
3位 ロサギガンティア
4位 トゥザワールド
5位 トーセンスターダム
6位 アジアエクスプレス
7位 ウインフルブルーム
8位 アドマイヤデウス


そしてダービーの指数上位8頭は以下の通り。

1位 イスラボニータ
2位 トゥザワールド
3位 ワンアンドオンリー
4位 レッドリヴェール
5位 トーセンスターダム
6位 ベルキャニオン
7位 ハギノハイブリッド
8位 マイネルフロスト


上位の顔ぶれに大きな変化はないが、中堅どころにレッドリヴェール・ハギノハイブリッド・マイネルフロストの別路線組が加わった印象。

指数1位イスラボニータは皐月賞が793ptで今回はプラス21ptとなる804ptの大台突破。

ワンアンドオンリーが前回と同数数値、トゥザワールドがプラス18pt、トーセンスターダムは逆にマイナス3ptと数値を下げている。

指数4位レッドリヴェールは、桜花賞が744ptで今回はプラス10ptの754pt。

能力指数はトーセンスターダムに1pt足りないレベルで、牡馬のトップレベルと比較しても遜色ないどころか上位の数値。



皐月賞の1分59秒6は昨年より1秒6遅く、過去10年の良馬馬で行われた8レース中4番目の勝ち時計。

勝ち馬イスラボニータは東京コース4戦4勝・重賞2勝の実績。東京スポーツ杯2歳S(GIII)の勝ち時計1分45秒9はレコードタイム。

共同通信杯(GIII)は1分48秒1だったが、これは皐月賞時にも解説したように斤量が2kg重い57kgだったこと、前半1000mが62秒2というスローペース（東京スポーツ杯2歳Sは59秒6）だったのが要因。

上がり33秒2はナリタブライアン、ジャングルポケット、アドマイヤムーン、ゴールドシップなど過去20年の歴代優勝馬の中でも最速なので本質的な能力値は抜けたレベルにあるとの解析結果だ。

指数推移も優秀で

478→657→684→791→729→795とハイレベルに推移し、皐月賞で記録更新。

2位トゥザワールドとの数値差は23ptで、3歳限定GIとしては異例の高さ。

昨年の日本ダービーは1着キズナ、2着エピファネイアなどの指数上位5頭が790ptを超える高いレベルの指数だったが、今年は2位トゥザワールドが781ptで、これは昨年なら6位と同数値というイマイチな数値。

今年の日本ダービーはイスラボニータが抜けた数値で、2位以下はかなりの混戦模様との結論だ。

とはいえイスラボニータに不安点がないわけではない。

父のフジキセキ産駒で芝の2000mを超える重賞を勝った馬は不在、日本ダービーは過去に11頭が出走して3着が最高成績。

芝2000m以下に限ればGI5勝・重賞58勝にも関わらず、だ。

ただし芝2000mでのGI勝利はこのイスラボニータが初めて。

この勢いで2400mの日本ダービーを克服してもおかしくはなく、能力指数での差を見ると不安はなさそうだ。


指数順位・指数推移を踏まえて、2位トゥザワールド、3位ワンアンドオンリー、4位レッドリヴェール、5位トーセンスターダムまでが2着候補。

3着争いは基準値を超える10位ショウナンラグーンまで加えておきたい。



【推奨馬券】

◎三連単フォーメーション

1着 13
2着 2 , 5 , 10 , 16 , 17
3着 2 , 3 , 5 , 6 , 8 , 10 , 11 ,16 , 17

（40点）



◎三連複流し

13 - 2 , 3 , 5 , 6 , 8 , 10 , 11 ,16 , 17

（36点）


◎馬連流し

13 - 2 , 5 , 10 , 16 , 17

（5点）